さて、今年もこの季節がやってまいりました。
70代の祖父母への敬老の日プレゼントは、「甘さ控えめの和菓子・上質なグルメ・名入れや縁起物」が定番で外しにくく、贈る日は毎年9月の第3月曜日です。
わたくし、季節の語り部こよみ屋でございます。
季節を大事にしたいあなたへ。まずは結論からお伝えして、それから一つずつ、ていねいにご案内してまいります。
敬老の日はいつ? 70代へ贈る時期と「老人の日」との違い
敬老の日は、毎年9月の第3月曜日です。
「昔は9月15日だったはず」と記憶している方も多いはず。これは正しくて、2003年からハッピーマンデー制度によって第3月曜日へ移されました。
では9月15日はどうなったのか。ここが、知っておくと、ちょっと得をするところでございます。
現在の9月15日は「老人の日」として残されています。祝日ではありませんが、長寿を敬うという意味合いは敬老の日と同じ。慣れ親しんだ日にちを惜しむ声に応えた形なのですね。
つまり、当日に都合がつかなくても気に病む必要はございません。
第3月曜日前後の、ご家族が集まりやすい週末にお祝いしても、何ら失礼にはあたらないのです。
なお、贈る相手の年齢の目安についても一言。老人福祉法では高齢者を65歳以上と定義しており、近年は「65歳以上」を一つの目安と考える向きが多いようです。
70代であれば、堂々と敬老の日の主役。間柄も、孫から祖父母へに限らず、ご両親やお世話になった方へ贈ってもマナー違反にはなりません。
70代に喜ばれる敬老の日プレゼントの選び方
70代への贈り物は、「毎日の暮らしに自然になじむもの」を選ぶと喜ばれます。
具体的には、次の四つの柱で考えると迷いません。
- 和菓子・スイーツ:甘さ控えめで、お茶うけになるもの
- 上質なグルメ・お酒・お茶:少量でも満足できる“ちょっと贅沢”
- 実用品・健康グッズ:使うたびに思い出してもらえるもの
- 花・縁起物:健康状態を問わず安心して飾れるもの
筆者としては、70代という年代の機微をふまえると「量より質」「重さより軽やかさ」を意識するのが肝だと考えます。
たくさん召し上がる年代から、上質なものを少しずつ楽しむ年代へ——その移り変わりにそっと寄り添う贈り物が、いちばん心に残るのです。

和菓子・スイーツ|70代の甘いもの好きに贈る敬老の日ギフト
甘いものがお好きな方には、甘さ控えめの和菓子や、季節を感じるスイーツが定番です。
秋の敬老の日ですから、やはり主役は「栗」。和栗の上品な風味を生かした栗きんとんや、栗を使った和菓子の詰め合わせは、この時季ならではの趣がございます。
たとえば、ほろりと香るクリームを巻いたロールケーキと栗きんとんを合わせたセット、あるいは秋の栗菓子だけを集めた詰め合わせなどは、世代を問わず喜ばれます。
しっとりとしたカステラの銘菓も、長く愛される王道。気品ある口あたりは、お茶の時間を格上げしてくれます。
知っておくと、ちょっと得をする豆知識を一つ。感謝の言葉を焼き印やパッケージにあしらった「メッセージ入りの菓子」を選ぶと、面と向かって言いづらい「ありがとう」がすっと伝わります。
個人的には、和菓子は“日持ち”と“個包装”を確認しておくのが親切だと感じます。ご夫婦お二人で、慌てずゆっくり味わっていただけますから。
グルメ・お酒・健康茶|70代が無理なく楽しめる贈り物
食を楽しまれる方には、国産和牛や、手軽に味わえる海鮮の西京漬け、お惣菜のセットなどが人気です。
ここで筆者の視点を一つ。70代は「食が細くなってくる」時季でもあります。
ですから、しゃぶしゃぶ用に薄く切られたお肉のように、軽やかに召し上がれる形のグルメは理にかなっています。お湯にくぐらせれば余分な脂も落ち、ご年配の方にもやさしいのですね。
味噌のコクと魚の旨みがなじむ西京漬けも、普段の食卓に気負わず取り入れられる良き贈り物。うなぎのような“精のつく”食材も、「これからも元気で」という願いを託すのにぴったりです。
お酒やお茶では、香り高い紅茶の詰め合わせや、名のある料理人が監修した和食ギフトも喜ばれます。
毎日の習慣に寄り添う健康茶やフルーツジュースも、さりげなく体を気づかう一品としておすすめでございます。
実用的なプレゼント・健康グッズ|毎日使える敬老の日ギフト
「使うたびに思い出してもらえる」——これが実用品ギフトの醍醐味です。
70代の方には、毎日使えるマッサージアイテムや、歩数計などの健康グッズが人気を集めています。手で握れるハンディタイプのマッサージ機などは、肩や脚をいたわる相棒になってくれます。
木箱に入った上質なタオルや、おしゃれな食器も、暮らしを少し豊かにしてくれる定番です。
近年は「名入れ」のアイテムも人気で、名前を刻んだタンブラーやフォトフレーム、時計、さらには名前をもとに紡いだ詩を木のプレートに刻む“名前詩”など、世界に一つだけの贈り物が選ばれています。
ただし——ここで一つ、注意の鐘を鳴らしておきます。名入れの「時計」は、相手や受け取り方によっては避けたほうが無難な場合があります(理由は次の章で)。
筆者としては、実用品は「贈った相手に手間をかけさせないか」を物差しにするとよいと考えます。お手入れが大変なものより、置くだけ・使うだけで完結するもののほうが、長く愛用していただけるものです。
縁起物の花・ふくろう|70代へ安心して贈れるフラワーギフト
何を選べばよいか迷ったら、フラワーギフトが頼りになります。
口に入れることのない花は、相手の健康状態を問わず安心して贈れるのが大きな利点。華やかな色合いは、見るだけで気持ちを明るくしてくれます。
花言葉に託すのも、奥ゆかしくて素敵です。
- オレンジのガーベラ:「神秘」「冒険心」。旅行好きの方や、これからも活動的でいてほしい方へ
- オレンジのバラ:「絆」「男性に対する信頼」。家族の結びつきを願って、男性へも
- 赤いバラ:「愛情」「美」。いつまでも美しくありたい女性へ
- ピンクのカーネーション:「感謝」「温かい心」。目上の女性への尊敬と愛情を込めて
形でいえば、そのまま飾れるアレンジメント、自分で生ける楽しみのある花束、そして手入れ不要で1年以上も観賞できるハーバリウムなどがあります。
ハーバリウムは水やりも植え替えもいらないため、花の扱いに不慣れな方や、入院中の方への贈り物としても重宝されます。
そして敬老の日らしい縁起物として、わたくしが好ましく思うのが「ふくろう」のモチーフ。「福が来る」「苦労がない」に通じる縁起の良い鳥として、長寿祝いに古くから愛されてきました。手のひらサイズのプリザーブドフラワーをふくろうの器にあしらった品などは、可愛らしく、場所も取らず、長く飾っていただけます。
70代への敬老の日プレゼントで避けたいタブー
喜んでいただくために、「贈らないほうがよいもの」も知っておきましょう。
知っておくと、ちょっと得をする——いえ、これはむしろ“知らないと損をする”大切なマナーでございます。
敬老の日では、次のような品は避けるのが無難とされています。
- 「死」や弔事を連想させるもの:弔辞のイメージにつながるお茶やハンカチなど
- 「寝たきり」を連想させるもの:パジャマなど
- 「もっと働いて」と受け取られかねないもの:仕事を思わせる文房具や時計
- 「踏む」ものとされる履物:スリッパや靴下(目上の方には失礼と感じる人も)
もちろん、これらは地域やご本人の受け止めによって感じ方が異なります。
宗教や土地の風習にかかわる部分は、中立に、敬意をもって。ご本人の好みやお人柄を第一に考えるのが、いちばんのマナーだとわたくしは思います。
考察|70代への敬老の日ギフト、いま選ぶならどこに心を置くか
ここからは、季節の語り部としての私見を少し述べさせてください。
近年の70代は、ひと昔前の「おじいちゃん・おばあちゃん」像とは、ずいぶん様変わりしているように思います。
老人福祉法が高齢者を65歳以上と定める一方で、「60代はまだ老人ではない」という声が当たり前になり、70代でも旅行や趣味、学びに意欲的な方が珍しくありません。
だからこそ筆者は、敬老の日の贈り物は「いたわり」一辺倒ではなく、「これからの楽しみ」へ寄り添う視点が大切になってきていると考えます。
旅情を誘うオレンジのガーベラ、活動を支える歩数計、上質なお茶の時間——どれも「労をねぎらう」だけでなく「この先も人生を味わってほしい」という前向きな願いを託せる品です。
もう一つ、私見を申し添えます。
モノそのものの価格より、「思い出になるかどうか」が満足度を大きく左右する時代になりました。名入れや似顔絵、名前詩といった“その人のためだけ”の品が伸びているのは、その証だと見ています。
家族で囲むすき焼きやしゃぶしゃぶのように、「一緒に過ごす時間ごと贈る」発想も、これからますます価値を増していくでしょう。
つまり、選ぶべきは「高価なもの」より「あなたの気持ちが伝わるもの」。これが、わたくしの率直な結論でございます。
まとめ|70代への敬老の日プレゼントは“質と気持ち”で選ぶ
敬老の日は9月の第3月曜日。当日に都合がつかなくても、前後の集まりやすい日にお祝いして構いません。
70代への贈り物は、甘さ控えめの和菓子、軽やかに楽しめる上質グルメ、毎日使える実用品や健康グッズ、そして縁起の良い花が定番です。
避けたいタブー(弔事・寝たきり・仕事・履物を連想させる品)に気をつけつつ、名入れや花言葉で「あなただけへ」の想いを添えれば、ぐっと心に残る一品になります。
なお、商品の在庫・価格・お届け日は時期によって変わりますので、最新は各公式サイトでご確認くださいませ。敬老の日間近は配送が混み合いますから、早めの仕込みが安心でございます。
よくある質問
敬老の日に70代へ贈るなら、いつ準備するのがベスト?
9月の第3月曜日が当日です。人気商品は売り切れや配送の遅れも起きやすいため、2週間ほど前までに注文しておくと安心。お届け日を指定できる場合は、当日か直前の週末を目安にするとよいでしょう。最新の発送状況は公式でご確認ください。
食が細くなってきた70代には、どんなグルメが向いている?
薄切りのしゃぶしゃぶ用のお肉や、上品な味わいの西京漬けなど、「軽やかに、少量でも満足できる」ものがおすすめです。個包装で日持ちする和菓子も、ご夫婦でゆっくり召し上がれて喜ばれます。
何を贈ればよいか迷ったときの“間違いない”選択は?
迷ったらフラワーギフトが頼りになります。口に入れない花は健康状態を問わず安心で、ハーバリウムなら手入れ不要で長く飾れます。「福が来る」に通じるふくろうモチーフの縁起物も、長寿祝いらしくおすすめです。
よき季節を、お過ごしくださいませ。


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